News お知らせ
- 2024.11.02
- 年末年始の営業日のご案内
- 2024.08.18
- 4周年記念メニュー第一弾!シングル照射179,800円(税込197,780円)
News お知らせ
ミラドライとは、切らない多汗症ワキガ治療法(医療機器)です。
手術のように皮膚を切らないので脇に傷跡が残りません。マイクロ波を用いて、脇汗の原因となる汗腺の大部分が存在する脇の真皮深層から皮下組織浅層を加熱することで、エクリン汗腺・アポクリン汗腺を焼灼・凝固させ、発汗や腋臭(わきが)を抑制します。切らないため、ダウンタイムが軽度で、当日からシャワー、1週間後から運動の開始ができます。術後の通院は基本的に不要です。
汗腺を焼灼して破壊しますので、脇汗への効果は直後から出ます。
ミラドライは臨床試験で脇汗への効果が2年間持続することが確認されていますので、2年間破壊されていた汗腺が2年後以降によみがえるというのは基本的に考え難く、「半永久的」な効果という⾔い⽅がよくされています。ミラドライダブル照射の場合、通常1度の治療で済むことがほとんどです。
ミラドライは⽇本国内でマイクロ波による重度の原発性腋窩多汗症治療として唯一厚生労働省から効果や安全性が承認されている医療機器であり、国内で10万症例以上⾏われています。⽶国FDAからは脇汗のみならず腋臭(わきが)も減らす唯⼀の⾮外科的治療として効果や安全性が承認されており、全世界で36万症例以上が⾏われています。(2023年12⽉現在)
小川式ミラドライ広範囲ダブル照射とは
以下の特徴があります
当院では、ミラドライを脇の広範囲に照射し脇の辺縁にある汗腺もしっかりカバーします。
マーキングは患者様にも鏡で見て確認していただいております。
施術の回数について、米国ミラドライ社は2回をお勧めしています。ミラドライの2回照射により脇の皮膚生検の病理標本でアポクリン汗腺が平均93%減少し、においの自覚のスケールでも平均61.8%した改善したという臨床研究結果があります(Chang YY, et al. Dermatol Sin. 2015; 33(3):134–41.)。当院の照射法と完全に同一ではないですが、当院では経験上、完全にダブル照射でカバーできた場合、汗やにおいが70-75%減のイメージ(個人差あり)とお伝えしております。当院のダブル照射は、脇の一部分のみを重ね打ちするのではなく、脇全体を完全2倍のダブル照射いたします。さらに、1回目と2回目の照射位置を少しずらして行うことによって、シングル照射の際に起きやすい1個1個の照射の間の隙間のところを2回目の照射でカバーするようにし、打ち漏れをなるべく減らす工夫をしています。さらに経験豊富な院長がお一人お一人の脇に合わせて、臨機応変に判断し、追加の照射を施していきます。脇の発汗場所をなるべく正確に把握するために、照射前に発汗テストを行うメニューもご用意しております。
CLINIC Nのミラドライはワキガ多汗症治療としてできる限りのことをされたい方にお勧めです。
ミラドライ社から認定を受けた院長小川医師が、全ての患者様のカウンセリング、麻酔、マーキング、照射まで全工程を付きっきりで担当します。看護師の代理照射・バイト非常勤医師による施術ではありません。当院の過去全症例担当していることにより、数多くの症例に裏付けられた経験値をもって、ミラドライの効果が最大限になるよう院長が責任を持って施術します。
当院は男性患者様も歓迎しております。お一人ずつの対応になり、プライバシーが守られます。
当院のしっかり治療するスタイルがご好評いただき、ミラドライ東京で3年連続口コミ1位を獲得しております!(口コミ広場にて)
全ての照射をエネルギーレベル5で照射いたします。レベルが高いと照射時間が長くなりますが、深いところまで焼灼できます。ワキガのにおいの原因となるアポクリン汗腺はエクリン汗腺より深めにあるとされており、当院では時間をかけて深めの場所(アポクリン汗腺が多くある場所)もしっかり照射して、特にワキガへの効果をなるべく高めています。
麻酔は長くて比較太い針で皮下をグリグリ探るように穿刺していくやり方ではなく、インジェクションプレートに短い極細針を5~7本セットし、スタンプ様に皮膚を垂直に穿刺する方法を採用しております。また、麻酔液は酸性なため、そのまま注入すると痛いですが、メイロン(炭酸水素ナトリウム溶液)で中性に中和してから注入し、痛みや苦痛を軽減する工夫をしております。小・中学生のお子様にもご好評いただいております。
2019年にメーカーによりミラドライの施術の手順が変更されましたが、人気・有名とされるクリニックも含め巷では未だに古い打ち漏れが出来やすい手順(テンプレート→麻酔の順)で施術が行われていたりします。当院ではメーカー推奨の打ち漏れが少ない手順(麻酔→テンプレートの順)で施術しており、ミラドライのワキガや多汗への効果をなるべく高めています。
それ以外にも、メーカーが全く預かり知らない独自のアレンジ(防水シートなどを貼ってから照射する、メーカーのテンプレートを全く使用せず独自の手書きないしは自作テンプレートでマーキングする、メーカーの照射方向とは垂直の方向に照射するなど)は行っておりません。おまけ照射などはしますが、基本的にはメーカーの方法を遵守しております。
文責:医学博士・ミラドライ認定医 小川直美
ミラドライや当院のミラドライ広範囲ダブル照射の特色についていろいろとご説明して参りましたが、「そもそも自分はワキガなのか?ワキガとは何なのか?」とお考えの方も結構いらっしゃると思います。
ワキガ(腋臭症)とは、脇のアポクリン汗腺からの発汗により、脇から独特の悪臭を放つ状態のことを指します。
皮膚にはエクリン汗腺、アポクリン汗腺の2種類の汗腺があり、エクリン汗腺は全身に存在しサラッとした汗を出し、アポクリン汗腺はタンパクや脂肪を含むどろっとした汗を出し脇・乳輪・外陰部など身体の限られた場所に存在します。ワキガの方は、このアポクリン腺の数が多く、またアポクリン汗腺も大きいとされています。
アポクリン汗腺からの汗自体は無臭ですが、皮膚の表面で細菌により汗が分解されて、ワキガ臭を発する物質が作られます。
アポクリン汗腺自体は生まれた時に数が決まっていますが、第2次性徴が進むとともに活発になり、その結果脇からニオイを発するようになります。
ワキガかどうか判別する項目としては、
などがあります。
これに加え、家族や他人からワキガ臭を指摘されたことがあるかも役に立ちます。ご家庭の中で全く話題に上がらない場合もありますが、時に生活に大きく支障を来たしかねない深刻な悩みになりますので、ご家庭の中で誰かに相談したり話せたりする環境というのは重要になります。
ワキガのにおいについての詳細は、ブログをご参照ください。
ワキガは遺伝します。優性遺伝であり、どちらかの親がワキガであると子供に50%以上の確率で、両親共にワキガであると75%以上の確率で遺伝します。原因遺伝子は判明しており、ヒト16番染色体上のABCC11遺伝子が原因です。
ワキガの遺伝について詳しくは、ブログ1,ブログ2をご参照ください。
エクリン汗腺やアポクリン汗腺は、脇の真皮深層~皮下脂肪浅層の深さに分布しています。
ミラドライはちょうどこの両方の汗腺が存在している層をマイクロ波で焼灼・破壊し、ワキガや多汗症への効果を発揮します。