ミラドライ専門のCLINIC N(クリニックN)東京銀座から、ミラドライ診療に関する院長ブログ第9号です。
ミラドライの1照射で照射される範囲について書きたいと思います。
ミラドライはマーキングに合わせて照射していくわけですけれども、
例えば、当院の標準サイズのテンプレート(60x120)で言えば、片脇24回照射するわけです。
その1回1回はどのくらいのエリアを照射することになるのか?というお話しです。
ミラドライの照射について見てみますが、写真のとおり、チップの側面には黒い線状のマークがついています。
皮膚に施したマーキングにもところどころマークがあり、
皮膚のマークとチップのマークとを合わせてハンドピースを置きます。ここでスイッチを押すと吸引がかかって照射がされます。
それで、テンプレートに戻ると、例えば、1列目の真ん中のところにあるマークにチップのマークを合わせて照射すると
楕円の上の先端に点状に書いてある長方形のところが照射されます。
(最初の1回目の照射では、ここが照射されるということ。)
この長方形の照射エリアは、照射場所により大きさが変わってきますが、
最大で1cmx3cmの大きさになります。
ハンドピースやチップの大きさどおりではなく、一回り小さいということです。
それで、テンプレートの各列のマークに合わせてどんどん照射していくわけですが、
一応そうやってずらして照射していくと、各照射エリアはオーバーラップするということになっています。
ただ、硬くて真っ平のところでやっているわけではなく、柔らかい組織の上で、しかも麻酔がところどころに入ってそれなりに凹凸ができているところで、しかも照射時には強い吸引がかかるので、ものすごく高い精度で照射角度や場所等がコントロールできるかというとそうでもなかったりします。
そうすると、各照射エリアの間に隙間があいたりする可能性があり、「打ち漏れ」と言われる現象が生じるのかなと考察しております。
この可能性を減らすという意味で、ダブル照射(重ね打ち)のオプションがあります。
マーキングと麻酔との順序ですが、以前はマーキングをしてから麻酔という手順でしたが、最近は麻酔をしてからマーキングという手順が推奨されており、それは、マーキングした後に麻酔をすると、例えばところどころが盛り上がったりして、線がところどころ間隔が開いたりそうでもなかったりと、マーキングがいびつになる可能性を懸念してということのようです。
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