ミラドライ時のドレッシング材について わきが多汗症治療

ミラドライ専門のCLINIC N（クリニックN）東京銀座から、ミラドライ診療にまつわるブログ第25号です。

芸能人の方がSNS上に、ミラドライを1年前にされて当時傷になってしまったことをUPされているとのことで
どうなのか？とご質問をいただきました。
(現在は目立たなくなってきたようで、それでUPされているようですが)

どのような施術をされたの詳細が分かりませんし、傷もはっきりは見えないのでどのような傷なのかも分からず何ともコメントできないのですが、
まぁまぁ広範囲に色素沈着みたいなものがあるような気がしました。

個人的には経験したことがありません。
ただし、当院ホームページのトップページに上げられているような副作用はありえます。

それとは関係なく、UPされていた照射中の動画を拝見していて気が付いたことですが、
脇にテガダームのようなシート？というかドレッシング材を貼って、その上から照射されています。

ミラドライの施術はそれぞれのクリニックさんが、工夫をされて試行錯誤をされていろいろなやり方でやっていらっしゃると思います。
麻酔方法一つとっても、それぞれのクリニック、さらには同じクリニックの中でも先生によって麻酔方法が違ったりすることもあり得ると思います。
その中での、一つのやり方だと思いますが、
メーカー的には、ドレッシング材を貼った上からの照射は想定していません。
今までの、メーカーが関わっている臨床試験や、得られた結果のデータも、肌に直接照射した場合での効果や副作用しか見ていません。

もちろんドレッシング材をやっていらっしゃる場合は、効果や副作用を独自に十分検証された上で、貼ったほうがベターという判断を下されてやっていらっしゃると思います。
当院では、メーカーの開発通り、何も貼らず、肌に直接チップを当てて吸引し、照射します。
（チップは当然ですが、お一人様につきお一つ使用しておりますのでご安心ください。）

ミラドライの利点の一つとして、ある程度高熱にして汗腺の焼灼することが出来ると同時に、皮膚表面はクーリングし、皮膚表面の熱損傷を減らすことができるということがあります。
それで、それは、ハンドピース内のプレートによるコンタクト・クーリングによってなされています。
（患者様お一人ずつ交換するチップにフィルムがついているので、直接プレートと肌が接触するわけではありません。）
そのチップと肌の間に、さらに独自のドレッシング材が間に入ってしまうと、コンタクト・クーリングはどうなるのか、という疑問はあり得ると思います。
（もちろん問題ないという検証を独自にされていらっしゃるのだと思いますが）

また、照射の際に、皮膚をチップ内に数mm吸引した状態で照射しているのですが、
シートを貼ると、少し吸引しづらくなる可能性があり得ると思います。
（普通に手で肌をつまむとしても、何も貼らない肌と、貼ってある肌とでは、何も貼っていない肌のほうがつまみやすいと思います。）
もちろん、貼っても問題ない、効果も得られるという検証をされてやっていらっしゃるのだと思いますが・・・

また、ドレッシング材を貼るときに、一面ぴっちりきれいに貼れればいいのですが、脇は立体的な形をして、さらに麻酔が入って多少でこぼこしている
状態ですので、ところどころに気泡が入ったりして、うまくぴっちり貼れない場合があると思います。そういう場合に、皮膚表面から2mmなどの深さに照射するといっても、その深さが気泡の分ずれたり、
またマイクロ波がドレッシング材で覆われた気泡とどのように反応するか、という点もあるかと思います。

当院では、メーカーがミラドライの機械を開発してきたときの想定通り、肌に直接チップを当てていきます。
人によっては内出血斑がひどくなるかもしれませんが、貼らなくても全く内出血にならない方もいらっしゃいます。
内出血の度合いは、個人差が大きいですので、ひどめになっても体質などの要素が大きく、ある程度仕方ないです。
（普段から体ぶつけたりしたときに痣になりやすい方は、内出血斑になりやすい印象です。）

寒い季節なってきましたが、これからの季節は仮に内出血斑が二の腕まで下がってくることがあるとしても、長袖で隠せますので、ミラドライをやるのに適していると言えると思います。ご予約を承っております。
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CLINIC N (クリニックN)東京銀座
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ミラドライ 切らないわきが・多汗症治療 マイクロ波で汗腺を焼灼　 治療回数通常1回 　自費診療　292500円～428560円税込
副作用：治療部位の疼痛・腫脹・皮下出血・減毛、感覚の変化等

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